CST Studio Suite Tech Seminar 2023

2023年6月9日(金) 10:00 ~ 16:50

コモレ四谷タワーコンファレンス 3F

この度、2023年6月9日(金)に、コモレ四谷タワーコンファレンスにてCST Studio Suite Tech Seminar 2023を開催する運びとなりました。

2018年まで開催しておりましたUser Group Meetingにできるだけ近い形での開催を目指し、基調講演、ユーザー様による解析事例をはじめとし、充実したプログラムで終日開催いたします。

CST Studio Suiteに関する有益な情報収集の場として、またユーザー様同士の交流の場として、本イベントをご活用ください。

開催日
2023年6月9日(金)10:00~16:50 (懇親会:17:00~19:00)
開催方法
オンサイト
オンラインとの併催も検討してまいりましたが、様々な事情を考慮した結果、オンサイトのみの開催といたしました。
会場
コモレ四谷タワーコンファレンス 3F »交通アクセス
懇親会は、会場内のCO・MO・RE  STUDIO & LOUNGEにて行います。
※懇親会は満席となりました。
参加費
無料(事前申し込み制)
対象
CST Studio Suiteをお使いただいているユーザー様、CST Studio Suiteの導入を検討している方
※同業他社様のご参加はお控えくださいますようお願いいたします。ご参加いただけない場合は、担当者よりその旨ご連絡いたします。
お申し込み方法
AETのHPよりお申込みください。
お申し込み締め切り日
2023年5月29日(月)
※会場の収容人数を上回る場合は、参加人数の調整をお願いする場合がございます。
お問い合わせ
E-mail:aetevent@aetjapan.com TEL:044-980-0505

プログラム

【午前の部】 ( Room D+E ) ( Room F ) ( RoomC ) CO・MO・RE
STUDIO & LOUNGE
10:00-10:05 開催のご挨拶
株式会社エーイーティー 事業本部長
大舘 康彦
10:05-10:45 【基調講演】
「ミリ波/サブテラヘルツ波帯の伝搬制御に向けたReconfigurable Intelligent Surfaceを実現するメタサーフェス技術」
日本電信電話株式会社
先端集積デバイス研究所 研究主任
来山 大祐 様
10:45-11:45 Dassault Systèmes SIMULIA Electromagnetics Industry Process Consultant Director
Frank Scharf氏からのメッセージ
お客様の期待を超えるご提案を目指して
株式会社エーイーティー 技術部 プリセールスマネージャー
鈴木 翔太
11:45-13:00 昼 食 サポートセンター
企業展示

11:45-15:45

【午後の部】
TRACK 1
( Room D+E )
TRACK 2
( Room F )
TRACK 3
( Room C )
13:15-13:45 【ユーザー事例紹介】
「製品から輻射するマイコン・ノイズ(710MHz)分析に電磁界シミュレータを活用した事例」
株式会社JVCケンウッド
セーフティ&セキュリティ分野 技術本部 先行技術開発部 担当
藤井 利一 様
【ユーザー事例紹介】
「Characteristic Mode Analysis(CMA)を用いたMIMOアンテナの結合低減設計」
株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所
開発センター 無線技術開発部 主幹技師
佐藤 浩 様
13:45-14:15 【ユーザー事例紹介】
「コネクタの高周波特性測定のための基板設計」
I-PEX株式会社 電子部品事業部 研究開発部 解析課 主任
八十 実紗希 様
【ユーザー事例紹介】
「民間の宇宙ロケット用アンテナの開発」
インターステラテクノロジズ株式会社
開発部 無線管制グループ
小黒 純平 様
14:15-14:30 休 憩
14:30-15:00 「電磁界だけじゃない! CST の熱解析ソリューションの魅力」
株式会社エーイーティー 技術部
プリセールスマネージャー
鈴木 翔太
「クラウドでのCSTの動作検証報告とNVIDIA GPUの最新情報」
エヌビディア合同会社  ソリューションアーキテクチャ&エンジニアリング
HPCソリューションアーキテクト 丹 愛彦 様
+
株式会社エーイーティー 技術部
エマニュエル ギルウェラ
「荷電粒子ビームシミュレーションのためのソルバー選択」
株式会社エーイーティー 技術部
アプリケーションエキスパート
菅野 浩一
15:00-15:30 「機能が満載!Low Frequency (LF) の世界」
株式会社エーイーティー 技術部
藤森 三志朗
「3DEXPERIENCEでMODSIMのさらに先へ」
株式会社ファソテック
ソリューション本部 技術統括部 PLMグループ ESチーム
田中 なつき 様
「放電・プラズマシミュレーションの方法と課題」
株式会社エーイーティー 技術部
アプリケーションエキスパート
菅野 浩一
15:30-15:45 休 憩
15:45-16:15 「A-solverの解析機能の全容」
株式会社エーイーティー 技術部
野田 智博
「CSTのPython活用術」
株式会社エーイーティー 技術部
加藤 光生
「磁石・電気モーター設計のためのもう一つの提案 OPERA」
株式会社エーイーティー 技術部
アプリケーションエキスパート 菅野 浩一 ・ 藤森 三志朗
懇親会準備のため閉鎖

15:45-17:00

16:15-16:45 「メタサーフェス技術に向けた解析フローと関連機能」
株式会社エーイーティー 技術部
林 鮎子
「CST-Toscaノンパラメトリック最適化機能のご紹介」
ダッソー・システムズ株式会社
技術部 SIMULIA インダストリープロセスコンサルタント
長江 セコウ 様
16:45-16:50 閉会のご挨拶
株式会社エーイーティー 技術部
プリセールスマネージャー
鈴木 翔太
閉会のご挨拶
株式会社エーイーティー 技術部
次長兼サポートマネージャー
上沢 彰洋
17:00-19:00 懇親会
※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。
※講演・スライドの録画録音・撮影はお控えください。

講演概要

基調講演
「ミリ波/サブテラヘルツ波帯の伝搬制御に向けたReconfigurable Intelligent Surfaceを実現するメタサーフェス技術」
5Gの商用導入が世界的に進んでおり、今ではさらなる高速大容量通信の実現に向けて6Gの研究開発が盛んになってきている。6Gでは100 GHzを超えるサブテラヘルツ波帯の利用が議論されており、ミリ波帯をサポートする5Gと同様に、見通し外等でのエリア形成が課題となる。本講演では、5Gのさらなる発展と6Gに向けて、ミリ波/サブテラヘルツ波帯の柔軟なエリア形成を実現する重要技術として注目されているReconfigurable Intelligent Surface (RIS)とその基盤技術であるメタサーフェス技術について概説し、最近の技術動向を紹介する。
TRACK 1
「製品から輻射するマイコン・ノイズ(710MHz)分析に電磁界シミュレータを活用した事例」
EMC問題の一つのアプローチとしてノイズの見える化手法を採用しています。その事例として、業務用無線機の筐体から輻射するマイコン・ノイズ(710MHz)の輻射メカニズムの分析フローと結果をご紹介します。
「コネクタの高周波特性測定のための基板設計」
当社は、コネクタメーカーとして次世代通信、データセンターへ向けた製品開発を進めている。これらの高周波域で規格要件を満たすには、基板実装部を含めた特性評価が重要となる。 本報告では、コネクタ評価用ボードにて実装レイアウトや解析条件を複数最適化する事で、従来のモデルに比べ、より高周波域の特性改善を図る事ができたので紹介する。
「電磁界だけじゃない! CST の熱解析ソリューションの魅力」
「CST = 電磁界解析のためのソフトウェア」、「電磁界以外の機能はおまけ程度の機能なんでしょ?」
そういったイメージをお持ちのユーザー様も多いと思います。しかし、熱解析のソルバーは多彩な設定ができ、流体も扱うことが可能な実用的な機能です。その設定による結果の差異を解析例を交えて、実用性のある熱ソルバーの実力についてご紹介します。
「機能が満載!Low Frequency (LF) の世界」
CSTの電磁界解析は高周波だけではありません。波長に対して小さなモデルにはLFの豊富なソルバーが威力を発揮します。アクチュエータ/WPT用コイル等のデバイスや、分流/磁力によるモーション/熱解析との連携による誘導加熱といった物理現象も3Dで可視化できます。これまであまり注目されなかったLFに焦点を当て、ソース/コイル/磁性体などの設定方法をはじめ、その知られざる機能を掘り下げてご紹介します。
「A-solverの解析機能の全容」
A-solverはレイトレース法に基づく電磁界ソルバーで、FEM、FDTD、MoMなどのソルバーでは解析が困難な大規模問題を非常に高速に解くことができます。また、レイ(光線)をベースとしている特徴をうまく利用した、さまざまな解析機能を備えています。(例:レンジドップラーマップ、チャネルシミュレーション、ヒストグラムなど)本講演では、A-solverのこれら解析機能の全容を網羅的にご紹介します。
「メタサーフェス技術に向けた解析フローと関連機能」
メタサーフェスは多様な電磁波制御を実現する技術として近年注目を集めています。本講演では周期境界条件を用いたメタサーフェスのUnit cell解析方法、有限モデル拡張に向けたアレイタスク機能活用やThin panelによる簡易化アプローチ、および有限モデル解析で活用できる各ソルバーの特徴など、CSTが提供するメタサーフェス解析手法と関連する機能について実践的な使用方法や注意点をご紹介します。
TRACK 2
「Characteristic Mode Analysis(CMA)を用いたMIMOアンテナの結合低減設計」
近年、Characteristic Mode Analysis(CMA)でのアンテナ解析例が多く発表されている。これはCMAを用いることで、例えばアンテナ上の電流分布を、直行する複数のモード電流に分解した表現が可能となり、動作の理解に有効であるためと考えられる。 本発表は、CMAで導出される各給電ポートでのモードごとの励振係数Mode Weighting Coefficient(MWC)を用いて、MIMOアンテナ間の電磁結合の低減対策を実施する。
「民間の宇宙ロケット用アンテナの開発」
本講演では、民間宇宙ロケットに搭載予定のアンテナについて紹介します。
宇宙ロケット用アンテナに求められる仕様、有効なアンテナの種類、ロケットの構造から受ける影響など、開発の状況をお話します。
またCST Studio Suiteを用いた開発要素の検証と、試作した2種類のアンテナについて、最新の開発状況もお話します。
「クラウドでのCSTの動作検証報告とNVIDIA GPUの最新情報」
クラウドの利用は以前と比較してだいぶ敷居が低くなり、現実的な選択肢の一つとなりつつあります。 この度、Amazon EC2を用いてCST解析環境の構築およびオンプレミスとの性能比較を行いましたのでご報告いたします。
また、後半はNVIDIA様にご登壇いただき、NVIDIA GPUの最新事情やCSTベンチマーク結果についてご紹介いただく予定です。
「3DEXPERIENCEでMODSIMのさらに先へ」
ダッソー・システムズが提唱する"MODSIM"は、3DEXPERIENCEプラットフォームによって設計と解析のシームレスな連携、手法やプロセスの標準化、業務プロセスの改善、データやモデルの一元管理などを可能にします。 本講演では、"MODSIM"と3DEXPERIENCEプラットフォームを組み合わせることで、昨今の製品開発における課題をより効率的かつ効果的に解決するための手法をご紹介します。
「CSTのPython活用術」
普段CSTをご使用の際に、手作業で対応しているが非常に手間で面倒!と思うことはございませんか?そのご不満、Pythonなら解消できるかもしれませんよ!本講演では弊社サポート窓口に実際にご相談いただいた内容から、Pythonを活用することで解決した事例をいくつかご紹介します。どのようにコーディングに取り組めばよいかについても触れますので、Pythonに馴染みのない方も是非ともご聴講ください。
「CST-Toscaノンパラメトリック最適化機能のご紹介」
近年、電磁界解析に基づく設計の最適化が発展し、サイズなどの設計パラメータに依存しない最適化手法であるノンパラメトリック最適化に注目が集まっている。この最適化の最大の特徴は、今までのパラメトリック設計では考え得ない創造的な設計が可能な所にある。本講演では、電磁界解析ツールCST Studio Suiteとノンパラメトリック最適化ツールToscaを用いた新しい最適化機能をご紹介します。
TRACK3
「荷電粒子ビームシミュレーションのためのソルバー選択」
3次元荷電粒子ビームシミュレーションは長きに渡ってCST Studio suiteが得意とする計算対象です。常に多くの有用な機能の実装と更なる強化が行われてきました。現在ではTrackingソルバー、PICソルバー、Es-PICソルバー、そしてWAKソルバーの四つのソルバーがあり、うまく使いこなすことでより一層荷電粒子の運動が関わる装置や現象を幅広くシミュレーションをすることができるようになります。本講演ではその4つのソルバーをどのように選択するかについてお話いたします。
「放電・プラズマシミュレーションの方法と課題」
放電対策のための試験や試作はコストも高く、プラズマは関心のあるパラメータの直接的な測定が容易ではないことが多いものです。しかし、複雑で固有の挙動をするので、それを無視しては的確な装置設計や課題解決はできません。そのため放電やプラズマもシミュレーションの対象として関心が高い分野のひとつです。本講演ではCST Studio SuiteとSPARK3Dで現在可能な放電・プラズマシミュレーションについてご紹介します。
「磁石・電気モーター設計のためのもう一つの提案 OPERA」
静電磁界・低周波解析で評価を得ている有限要素解析ソフトウェアで、現在はCST Studio Suiteに統合されているOPERAの機能や特長をご紹介します。もちろん従来の低周波ソルバー群は電磁石・永久磁石や電気モーターを含む低周波電磁界を利用する多くの装置に実績があり依然として威力を発揮しますが、これらの分野に求められる高度な設定や機能をより多く持つOPERAを使用すればシミュレーションによる開発・設計の幅がより広がります。
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会社名
株式会社エーイーティー
所在地
〒215-0033
神奈川県川崎市麻生区栗木2丁目7番6号
TEL:044-980-0505(代表)
CST Studio Suiteは ダッソー・システムズの製品です。ダッソー・システムズについては

ダッソー・システムズ株式会社はフランスに本社を置くソフトウェア開発企業です。
CAD CAM PDM PLM シミュレーションを始めとする卓越した3DEXPERIENCEを通じてお客様の3次元設計・エンジニアリング・3次元CAD・モデリング・シミュレーション・データ管理・工程管理を強力に支援します。

CST Studio Suiteは ダッソー・システムズのシミュレーションソリューションブランド SIMULIAの製品です。

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